路上ライブをするおっちゃんバンドに感動した話。

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おっちゃんバンドの路上ライブを見た

 

先月の話。

 

出かけた先で、たまたま路上ライブコーナーみたいな場所を見つけた。

 

少しだけ栄えている駅前の道路の横。

 

有料駐車場の横に直径7mくらいの正方形の区画があり、路上ライブをやっている。

 

出演者一覧みたいな紙が貼ってあり、大体30分くらいが一区切りで一つの出演者の出番が終わる。

 

言えばアマチュアバンドの小さな週末フェスみたいな感じ。

 

俺が通りかかった時にはビートルズのコピーバンドが演奏していた。

 

道端には10人くらいの人だかり。

 

演奏していたのは50代くらいのおっちゃんバンド。

 

メンバーは四人。

 

ハットを被ったダンディーなギターボーカル。

 

金融機関にいそうな真面目な感じのギター。

 

少し若めなベース。

 

かつらをかぶったドラム。

 

思わず立ち止まってそのバンドが終わるまで見ていた。

 

おっちゃんバンドの演奏

 

演奏は普通にうまい。

 

歌も普通にうまい。

 

至って普通のおっちゃんバンドだ。

 

聴いていると色々と想像してしまった。

 

この人たちはどんな仕事をしているんだろう。

 

どこで出会ったんだろう。

 

仕事終わりに集まって練習しているのかな。

 

ビートルズが全盛期の時からやっているのかな。

 

色々と考えた。

 

どの問いにも答えはもちろん出なかった。だがそれでいい。

 

 

演奏を楽しむという事

 

そして、数曲演奏した後にギターとベースが交代した。

 

金融機関にいそうな真面目な感じのギターが、

 

金融機関にいそうな真面目な感じのベースになり、

 

少し若めなベースが、

 

少し若めなギターになった。

 

もちろん、交代する前の方が演奏は上手かった。

 

しかし、俺はその自由さが好きだった。

 

演奏を遊びとしてやっている感じ。

 

上手な演奏を観客を魅了しよう!

 

というのではなく、

 

趣味なんだから楽しけりゃいいよね。

 

という感覚が好きだった。(もちろん本人たちがどう考えているかは知らないが)

 

楽しそうに演奏している姿、

 

気持ちよさそうに演奏している姿を見て感動してしまった。

 

そんな話だ。

  

趣味としてのバンド

 

趣味としてバンドをやる醍醐味は人を演奏できることだと思う。

 

自分の演奏で人を楽しませることが出来るし、人を魅了することが出来る。

 

今回見たおっちゃんバンドはめちゃくちゃかっこよかった。

 

考えてみると、人を魅了できるような趣味はあまりない。

 

スポーツは、そこでの勝ち負けや駆け引きを楽しむもので、観客の事はほとんど考えない。

 

ゲームや旅行といった趣味も、自分が楽しむものだ。

 

対して楽器の演奏などは、もちろん自分が楽しむのが第一であるが、その演奏や楽しんでいる姿を人に見せる事が出来る。

 

そして、人を魅了することが出来る。

 

そういったところもバンドが好きな理由なのかなとふと思った。

 

そして、もっとギターを練習しようと思った日だった。

 

白髪でギターを弾くという俺の夢を叶えられるように頑張っていこう。

  

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