Apple Watchのタッチ決済は、総称して「Apple Pay」と呼ばれています。非接触型の決済サービスで、コンビニや交通機関など様々な場所で利用可能です。
Apple Watchのタッチ決済はiPhoneや財布を取り出さず、料金を支払えます。
便利なサービスですが使い慣れていない場合、「Apple Watchでタッチ決済したいときは、どうすればいいの?」「Apple Watchでタッチ決済を利用するメリットは?」など、気になる点もありますよね。
そこでこの記事ではApple Watchでタッチ決済を利用する方法やメリットについて、紹介します。
またApple Watchでタッチ決済を利用する際の注意点についても、お伝えします。
Apple Watchでタッチ決済を活用し、よりスマートなキャッシュレス生活を送っていきましょう。
Apple Watchのタッチ決済は便利!
Apple Watchのタッチ決済はApple Watchをお店のデバイスにかざすだけで、料金の支払いができる決済サービスです。
クレジットカードやデビットカード、SuicaなどをiPhoneの「ウォレット」アプリから設定すれば、Apple Watchだけで買い物ができます。財布代わりに利用できるため、便利です。
ここからはApple Watchで利用できる、電子マネーを紹介します。
Apple Watchのタッチ決済で利用できる電子マネー
Apple Watchのタッチ決済は電子マネーを登録すれば、スマートな支払いが可能です。
2022年10月現在、Apple Watchのタッチ決済で利用できる電子マネーは、以下の通りです。
Apple Watchのタッチ決済で利用できる電子マネー
- Quick Pay
- iD
- Suica
- PASMO
- nanaco
- WAON
様々な電子マネーに対応していますが、Suica、PASMO、nanaco、WAONはiPhoneとApple Watchで同じものは利用できません。
iPhoneに登録しているSuicaやnanacoなどをApple Watchに登録すると、iPhoneからは消えてしまいます。
iPhoneとApple Watchで利用したい場合は、行き来させることも可能です。
Suicaやnanacoなど、各種カードをiPhoneとApple Watch間で行き来させる操作自体は簡単な上、手間もそこまでかかりません。
ただ何度も行き来を行う場合は、Suicaやnanacoなど各種カードを2枚作る方が利便性は高いです。
Apple Watchでタッチ決済を利用するメリット4つ
様々な電子マネーを利用できるタッチ決済は、iPhoneにも対応しています。
ただiPhoneよりApple Watchで利用する方が便利です。
ここからはApple Watchで、タッチ決済を利用するメリット4つを紹介します。
Face IDやTouch IDが不要
Apple Watchでタッチ決済を利用する場合、メインカードも手間をかけず利用できます。
Quick Payなどで支払いたいときも、Face IDやTouch IDの認証は不要です。
Apple Watchのサイドボタンをダブルクリックし、お店のデバイスにかざすだけで料金を支払えます。
ロックを外す手間がかからず、サイドボタンのクリックだけで支払えるところは、大きなメリットです。
料金の支払いもスムーズにできる
コンビニや自動販売機で少額の買い物をしたいときや両手に荷物を持っているときも、スムーズな支払いが可能です
小銭がない場合やiPhoneを取り出せない状況でも、Apple Watchをお店のデバイスにかざせば料金を支払えます。
片手だけで買い物を済ませられるところも、Apple Watchのタッチ決済を利用するメリットです。
置き忘れなど紛失リスクも少ない
iPhoneと異なり、Apple Watchは常に身に着けているデバイスです。
そのため紛失や置き忘れのリスクも少ないです。
万が一紛失した場合もiCloudやiPhoneの「探す」機能で紛失モードに設定すれば、タッチ決済の利用を一時停止できます。
またカード情報がデバイス上に保存されることはないため、外部に漏洩する心配もありません。
交通機関を利用するときも便利
Apple Watchでタッチ決済を利用するメリットが際立つシーンは、交通機関での利用です。
SuicaやPASMOがエクスプレスカードに設定されていると、Apple Watchを改札機の読み取り機にかざすだけで改札を通れます。
デバイスのスリープやロックを解除する必要もありません。
人がたくさん行き交う改札にてApple Watchをかざすだけで通れるところは、最大のメリットといえます。
AppleWatchのタッチ決済を利用する方法
Apple Watchのタッチ決済は便利ですが、使い方がわからないと利用できないですよね。
ここからはApple Watchのタッチ決済を利用する方法について紹介します。
タッチ決済を利用するために必要な設定も解説するので、Apple Watchのタッチ決済をぜひ活用してくださいね。
AppleWatchのタッチ決済を設定する方法
Apple Watchでタッチ決済を利用するときは、まずクレジットカードやSuica、PASMOなど利用したいカードの登録が必要です。
Apple Watchにカードを登録する方法は以下の通りです。
Apple Watchにカードを登録する方法
- iPhoneの「Watch」アプリを開く
- 「マイウォッチ」タブから「WalletとApple Pay」をタップする
- 「カードを追加」をタップする
- 「続ける」をタップし、追加したいカードの種類を選ぶ
- 入金したい金額を選択し、規約に同意すればカードが追加される
追加するカードの種類によっては、身元確認などが必要となる場合もあります。
画面の案内に従って、必要な情報を入力しましょう。
Apple Watchでタッチ決済を利用する方法
お店などでApple Watchでタッチ決済を利用する方法は、iPhoneと比べると少し簡単です。
Suica、PASMOの場合は、改札では改札機にタッチするだけ。コンビニなどでもお店のデバイスへタッチするだけで、料金の支払いを完了できます。
またnanacoやWAON、iDなどはサイドボタンをダブルクリック。必要に応じて画面をスライドし、カードを選択します。支払いに利用したいカード画面が表示されたら、お店のデバイスへタッチすれば、支払い完了です。
Apple Watchの場合、腕に着けている間は追加認証も必要ありません。
1日の始めに腕へApple Watchを着けた際、パスコードを入力するか、ペアリングしているiPhoneのロックを解除すれば、いつでもすぐ使用できます。
また各種カードへのチャージも、Apple Watch上から可能です。
Apple Watchのウォレットアプリから100円単位で金額を調整し、カードへチャージできます。
さらにコンビニのレジでは、現金チャージにも対応しています。
AppleWatchでタッチ決済を利用するときの注意点は2つ
Apple Watchでタッチ決済を利用するときの注意点は、2つあります。
「残高やバッテリー残量」と「コンビニで利用するときの伝え方」です。
ただApple Watchでタッチ決済を利用する際の注意点は、少し気をつければ問題なく利用できるものばかりです。難しいことをする必要もないので、安心してくださいね。
残高やバッテリー残量
Apple Watchのタッチ決済は、残高やバッテリー残量に注意が必要です。
便利なので普段から利用する機会も多いApple Watch。特にタッチ決済で交通機関を利用する際は、残高やバッテリー残量に気をつけましょう。
SuicaやPASMOの残高が乗車料金に満たない場合、改札を通れない恐れもあります。慌ただしく人が行き交う改札で引っかかるのは、嫌ですよね。
またApple Watchのバッテリーが途中で切れてしまった場合、タッチ決済も利用できなくなります。
様々な場所で活躍するApple Watchのタッチ決済を便利に利用し続けるためにも、残高やバッテリー残量は事前に確認しておきましょう。
コンビニで利用するときの伝え方
Apple Watchのタッチ決済をコンビニで利用する際、総称である「Apple Pay」は伝わりにくいです。
残念ながら2022年10月現在、コンビニに「Apple Pay」は浸透していません。
店員によってはレジで「支払いはApple Payで」と伝えても、きょとんとされます。
せっかく手間もかからず利用できるApple Watchのタッチ決済も、レジで通じなければ意味がありません。
そのためコンビニのレジではApple Watchのタッチ決済で利用したい「クレジット」や「Suica」など、決済方法を伝えましょう。
LINE Payなどは「iD」と伝えれば、対応もスムーズです。
まとめ
Apple Watchのタッチ決済はApple Watchをデバイスにかざすだけで料金の支払いを完了できる、キャッシュレスサービスです。
交通機関やコンビニなど、様々な場所で利用できます。
ロック解除が不要など、メリットも豊富です。
使い方も簡単なApple Watchのタッチ決済で、キャッシュレス生活をより充実させましょう。
こちらの記事では、Apple WatchでPayPayを使う方法や、Apple Watchのおすすめアプリ、PayPayの始め方についてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
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