電動昇降デスクは、天板部分を好みの高さに調節できるデスクです。
椅子に座って使用することはもちろん、立って使用する「スタンディングワーク」にも最適です。
電動昇降デスクは健康面や集中力の向上などにも役立つと、人気を集めています。
ただ電動昇降デスクを導入したい場合や迷っている場合、どのようなメリットがあるのか、気になりますよね。導入後にメリットが少なかったなど、後悔するのもいやです。
そこでこの記事では電動昇降デスクのメリットやデメリットを、紹介します。
また電動昇降デスクの効果的な使い方や、注意点についてもお伝えします。
電動昇降デスクのメリットやデメリットなどをよく知って、上手に取り入れましょう。
電動昇降デスクとは
「FLEXISPOT EG8」を使ってるんだが、ワンタッチでの昇降が便利すぎてもう。。 pic.twitter.com/VlHEibydzD
— ガジェットフルビルド|ガジェッターMY (@MY_kiminani) April 17, 2022
電動昇降デスクは作業を行う天板部分の高さを、自由に変えられるデスクです。電動なので、デスクに取りつけられているボタンにより高さを調節できます。
一般的な固定式のデスクとは異なり、上下へ可動するため立ち作業にも使用できます。
座りっぱなしのデスクワークは、腰痛や肩こりなどを引き起こし疲労も溜まりやすいです。
立ったり座ったりを繰り返すことで、体への負担も軽減できます。
また電動昇降デスクは、デスクトップパソコンを置いた状態での昇降もスムーズです。
自宅で行うデスクワークの効率も上がるため、「自宅のオフィス化」にも最適なアイテムです。
電動昇降デスクのメリット
立ってデスク作業を行える電動昇降デスクには、様々なメリットがあります。
ここでは電動昇降デスクを使用するメリットから、以下の4つを紹介します。
電動昇降デスクを使用するメリット4つ
- 体への負担を軽減
- 生産性や作業効率の向上
- 高さ調節が簡単
- 職場のコミュニケーションを改善
電動昇降デスクのメリットについて1つずつ、確認していきましょう。
体への負担を軽減
電動昇降デスクを使用することで、立ったり座ったりも簡単に繰り返せるようになります。
座りっぱなしの状況から解放されるため血流もよくなり、むくみの軽減に繋がります。
足腰も鍛えられるため、腰痛改善や運動不足の解消にも効果的です。
また電動昇降デスクは姿勢改善にも、役立ちます。
長時間座りながら作業を行っていると、首が前に出てしまう「ストレートネック」に陥りがちです。
立っているときは自然とまっすぐな体勢を意識できるため、正しい姿勢を保てるようになります。
生産性や作業効率の向上
長時間同じ姿勢で作業を行っていると、眠気に襲われることも多いです。
電動昇降デスクを使用し、立ちっぱなしや座りっぱなしを解消することで、脳へも血が巡りやすくなります。
そのため眠気を感じにくくなり、集中力も増します。
じっくり考える必要がある場合は座って取り組み、タスクをこなす場合は立って作業を行うなど、状況に応じて変化をもたらすと効率的です。
立ったり座ったりなどの動きある環境は、作業パフォーマンスの向上にも繋がるといわれています。
高さ調節が簡単
デスク作業をする場合、デスクの高さに椅子や姿勢を合わせる必要があります。
ただ電動昇降デスクを使用すれば、微妙な高さ調節も可能です。
自分にぴったりの高さに合わせて、調節できます。
気分や体調に合わせた高さ調節できるなど、いつでも楽な姿勢で作業を行えます。
またメモリー機能がついている電動昇降デスクであれば、毎回高さを調節する必要もありません。
一度ちょうどいい高さに合わせメモリー登録すれば、ボタン1つでデスクを昇降できます。
職場のコミュニケーションを改善
電動昇降デスクはオフィスでも活躍します。
電動昇降デスクを導入している企業では、立って作業をしている相手に対し「声をかけやすくなった」との声も多いです。
立って作業をしていることで、座っているときよりも目線が高くなります。
歩いている人と目線が合いやすくなり、近くを通りかかった相手が話しかけやすく、自然とコミュニケーションを取れます。
チーム内の打ち合わせや情報共有も、簡潔さも意識するようになり、ミーティングの時間短縮や効率化に繋がるといわれています。
電動昇降デスクのデメリット
電動昇降デスクには、様々なメリットがありました。健康面にもメリットがあるとわかり、うれしいですね。
ただ電動昇降デスクはデメリットについても、よく知っておくと安心です。
ここからは電動昇降デスクのデメリットについて、紹介します。
電動昇降デスクのデメリットは、3つです。
電動昇降デスクのデメリット
- 比較的価格が高めで重たい
- 組み立てに時間がかかる
- 配線に困る
電動昇降デスクのデメリットを、1つずつ確認しましょう。
比較的価格が高めで重たい
電動昇降デスクは手動モデルと比べると、価格が高くなります。安いモデルでも5万円ほどかかります。
セールなどを上手に利用すれば少し価格を抑えることも可能ですが、個人で購入する場合、やや思い切りが必要な買い物です。
また製品自体が重いため、部屋の模様替えをするときに1人で移動させることも難しいです。
家族がいれば気にならない場合もあります。
ただ1人暮らしの場合は友人に手伝ってもらうなど、人手が必要となります。
組み立てに時間がかかる
電動昇降デスクは自分で組み立てる必要があります。
基本的には説明書通りに組み立てられるため、専門的な知識などは不要です。
ただ1つ1つのパーツが重たく、1人で組み立てるのは大変です。
時間も1~2時間ほどかかります。
中には簡単に組み立てられるモデルもありますが、その分価格は高くなります。
また組み立て式のため、引っ越しをする際も一度解体しなければいけません。引っ越し後の新居で改めて組み立てるといった、面倒な作業も必要など、手間がかかります。
配線に困る
電動昇降デスクは天板部分が上下に稼働します。
そのため電動昇降デスクを利用するときは、付近にコンセントが必要です。
またケーブルもデスクの高さ変更に合わせなければ、天板部分を動かしたときにケーブルを切断してしまう可能性もあります。
ただケーブルをそのまま垂れ下げておくのは、見栄えも悪いです。
見栄えをきれいにするにはケーブルを天板裏に収納できるようにするなど、配線整理を工夫しなければいけません。
ケーブル類を収納するときの難易度が少し高くなります。
こちらの記事では、おすすめのケーブルトレーについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
電動昇降デスクを使うときの注意点
電動昇降デスクを使用し作業を行うとき、注意点も気になりますよね。
電動昇降デスクの注意点は、以下の通りです。
電動昇降デスクの注意点
- 1時間のうち立ち姿勢を10~30分挿入する
- 40分以上立ちっぱなしで作業を行わない
立って作業を行う場合は、1時間のうち10~30分挿入するのが適切といわれています。
また40分以上立ちっぱなしで作業を行っていると、むくみが発生します。
同じ姿勢で長時間作業をすることは、体への負担も大きいため注意しましょう。
電動昇降デスクを使用して作業をするときは、「立ち姿勢での作業を30分」「座りながらの作業を30分」など、1時間ごとに区切ると体への負担も軽減できます。
電動昇降デスクを使うときは立ち姿勢を意識する
電動昇降デスクを使用するときは、「立ち姿勢を意識する」ことも大切です。
電動昇降デスクは立ったり座ったりを繰り返すときに、便利なアイテムです。
ただ座ってデスクワークを行っていると、立つのが億劫になることもあります。
実のところ「座って作業している方が楽」といった方も、多いです。
いざ電動昇降デスクを導入しても、座りっぱなしとなれば結果も得られませんよね。
始めは立ち姿勢も意識し、作業に取り組みましょう。
まとめ
電動昇降デスクは健康改善や集中力アップなど、メリットが豊富なアイテムです。
ただ少し価格が高めで、組み立ても大変といったデメリットもあります。
電動昇降デスクのメリットやデメリットをよく知れば、上手に導入することも可能です。
快適な環境下で作業効率の向上も目指しましょう。
こちらの記事では、おすすめの電動昇降デスクや、おすすめのスタンディングデスクについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
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