MagSafeとQiの違いを紹介!メリットとデメリットや互換性も解説!

MagSafeとQiの違いを紹介!メリットとデメリットや互換性も解説! ガジェット
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iPhoneやAndroidスマホには、接続端子を必要としないワイヤレス充電機能が搭載されています。

ワイヤレス充電は充電器へ置くだけで、充電が開始される充電方式です。

ワイヤレス充電としてもっとも普及しているのは、Qi規格です。

ただiPhone12シリーズから搭載された「MagSafe」も、知名度を上げています。

どちらもワイヤレス充電規格ですが、充電速度や吸着力など、違う部分もあります。

ワイヤレス充電に切り替えるときなど、MagSafeとQiの違いが気になりますよね。

そこでこの記事ではMagSafeとQiの違いについて、紹介します。

またMagSafeとQiのメリット・デメリットや、互換性などもお伝えします。

MagSafeとQiの違いをよく知って、自分に合うワイヤレス充電規格を選びましょう。

MagSafeとQiの違い

MagSafeとQiはどちらもワイヤレス充電規格です。

ワイヤレス充電とはケーブルレスで、対応しているデバイスを充電できる規格のことです。

接続端子が不要なので、充電の度にケーブルをデバイスに接続する手間もありません。

ケーブルの断線などで充電できないといった状況も回避できます。

同じワイヤレス規格を備えているMagSafeとQiですが、違いもあります。

MagSafeとQiの違いは、以下の通りです。

MagSafeとQiの違い

  • 充電速度
  • 吸着力

ここではワイヤレス充電規格を備えているMagSafeとQiの違いを、1つずつ紹介します。

MagSafeに対応しているiPhone
  • iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max
  • iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max
  • iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max
  • iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max
Qi充電に対応しているiPhone
  • iPhone 8/8 Plus
  • iPhone X/XR/XS/XS Max
  • iPhone 11/iPhone 11 Pro/11 Pro Max
  • iPhone SE (第 2 世代)
  • iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max
  • iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max
  • iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max
  • iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max

充電速度

MagSafeとQiは、スマホなどのデバイスを充電する速度が違います。

充電速度は一般的に、「電力(W)の出力数」で表されます。

MagSafeで充電する場合の電力は、最大15Wです。Qiで充電する場合は、最大7.5Wが主流です。

電力の出力数が増えれば、給電できる量も比例して多くなります。

そのため同じワイヤレス充電であっても、MagSafeの方が充電速度は早いといった形になります。

吸着力

MagSafeはQiと違い、吸着力があります。

先ほどもお伝えしましたが、MagSafeには強力なマグネットが内蔵されています。

強力なマグネットによって、充電するデバイスとMagSafe充電器の接続が可能です。

Qi規格の充電器はスマホなどのデバイスを充電するとき、充電器へ置く仕組みとなっているため、吸着力はありません。

強力なマグネットで接続できるMagSafeは、充電する場所のずれなどによる充電効率の低下も防止できます。

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MagSafeとQiのメリット

MagSafeとQiには様々なメリットがあります。

共通しているメリットは、スムーズに充電できるところです。

スマホやイヤホン、Apple Watchなどを充電したいときも、ケーブルに繋ぐ必要がありません。

ケーブルの抜き差しが不要なので、片手でさっと充電することも可能です。

ケーブルの断線や端子部分が破損で、充電できないといった状況も回避できます。

またMagSafeとQiには、異なるメリットもあります。

ここからはMagSafeとQiそれぞれのメリットを、1つずつ紹介します。

MagSafeのメリット

MagSafeの主なメリットは、2つあります。

  • 充電位置を固定できる
  • 充電スピードが早い

MagSafeのメリットについて、1つずつ確認していきましょう。

充電位置を固定できる

MagSafeは強力なマグネットを備えているため、充電したいデバイス本体とMagSafeを、ぴったりくっつけることが可能です。

充電位置を固定できるためデバイスとMagSafeがずれたり、バイブなどの振動で外れたりすることもありません。

充電位置のずれなどで、「充電できていない」といった事態も防げます。

充電スピードが早い

MagSafeはワイヤレス充電ですが、最大15Wの出力が可能です。

ケーブルで繋ぐ有線充電器にはスピードは劣りますが、約60分で、50%ほど充電できます。約150分で、フル充電が可能です。

充電スピードの早さも、MagSafeのメリットです。

Qiのメリット

Qiの主なメリットは、以下2つです。

Qiのメリット

  • 様々なデバイスを充電できる
  • 複数台の充電に対応できる

Qiのメリットも、1つずつ確認していきましょう。

様々なデバイスを充電できる

Qiはワイヤレス充電に対応していれば、様々なデバイスを充電できるところがメリットです。

充電したいデバイスの接続端子がLightningであっても、USB Type-Cであっても、問題ありません。

接続端子が異なるデバイスを充電できるため、友人や同僚と貸し借りも可能です。

複数台の充電に対応できる

複数台の異なるデバイスを同時に充電できる充電器があるところも、Qiのメリットです。

家族でiPhoneとAndroidなど、異なる機種のスマホを利用していても、Qiに対応していれば同時充電が可能です。

充電する順番でもめることもありません。

またApple WatchとAndroidスマホなど、様々なデバイスを同時に充電できる充電器もあります。充電時間の短縮にも役立ちます。

MagSafeとQiのデメリット

様々なメリットを持っているMagSafeとQiですが、デメリットもあります。

ここからはMagSafeとQi、それぞれのデメリットを紹介します。

MagSafeのデメリット

MagSafeのデメリットは、価格が高いところです。

ワイヤレス充電器は2,000円ほどで購入できるのに対し、MagSafeは安いモデルも3,000円以上します。

Apple純正品であれば、4,500円ほどです。

さらに対応している保護ケースは5,500円以上するなど、純正品はどちらも高価格といえます。

またマグネットを使用しているため、磁気不良を起こす可能性があるクレジットカードなどは近づけられないところも、MagSafeのデメリットです。

クレジットカードを持ち運びたいときは、専用のケースなどを利用する必要があります。

Qiのデメリット

Qiのデメリットは、充電する位置がシビアなところです。

Qi規格の充電器で充電する際、少しでもデバイスを置く位置がずれていると、充電を行えません。

特にパッドタイプの充電器は、サイズに制約がないため位置のずれも起きやすいです。

またケースやアクセサリーが邪魔をして、充電できないといったケースもあります。

充電するときは、充電位置や充電の妨げになるようなアクセサリーは外すなど、注意が必要です。

MagSafeとQiの互換性

MagSafeはQiと互換性があります。

MagSafeはAppleが独自開発したワイヤレス充電規格であり、Qiは国際標準規格です。

そのためMagSafeはiPhone12シリーズ以降など、対応しているデバイスが限られています。

ただiPhone8シリーズ以降や、Air Podsのワイヤレス充電ケースなどとも互換性を持っています。

マグネットで貼りつくことはありませんが、ワイヤレス充電は可能です。

またQi規格の充電器で、iPhone12やiPhone13を充電することもできますが、充電速度は遅くなります。

一方QiはAndroidスマホや、様々なワイヤレス充電規格に対応しているデバイスを充電できます。

MagSafeとQiはどっちを選べばいい?

従来のケーブルで繋ぐ有線充電器から、ワイヤレス充電器へ変更するとき、MagSafeとQiではどちらを選べばいいか、迷う場合もありますよね。

実のところMagSafeとQiで、どちらにすればいいか選び方は簡単です。

MagSafeとQiで迷ったときは自分が使用しているデバイスによって、どちらの充電器を使用するか選びましょう。

MagSafeがおすすめの方

iPhone12シリーズ以降のユーザーであれば、強力なマグネットで吸着できるMagSafeがおすすめです。

充電スピードも早いため、快適に利用できます。

またiPhoneに内蔵されているマグネットの影響から、Qi規格の充電器が上手く作動しない場合もあります。

そのためQiを選ぶ必要性を、感じない場合も多いです。

こちらの記事では、MagSafe対応のおすすめ充電器についてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。

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Qiがおすすめの方

AndroidスマホやiPhone12シリーズ以前のiPhoneを使用している方は、Qi規格がおすすめです。

充電器の種類も豊富でスマホを置くだけのパッドタイプや、立てかけられるスタンドタイプなど、好みに合わせて選べます。

また接続端子が異なるデバイスでも同じ充電器を使えるなど、互換性もあり利用しやすいです。

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まとめ

MagSafeとQiはどちらも接続端子を必要としない、ワイヤレス充電規格です。

ただMagSafeとQiは充電速度や吸着力など、違いがあります。

互換性もありますが、デバイスによっては上手く充電できないなど、リスクもあります。

充電したいデバイスによって使い分けるなど、上手に利用しましょう。

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